スクーターライフを送り始めてから早10年、うまれてこのかた事故とはほぼ無縁だったし、事故りそうになったことすらなかったのに、事故っちゃいました。
しかも、見通しがいい直線道路で晴れてる日に事故るっていう思いもしない事故りかたをしました。
10年も運転していてなぜこんな初歩的な状況で事故ったかというと、まあ相手の車が思いっきり割り込んできたからなんですよね。
無理な割り込みぐらいなら慣れてるからいつもなら冷静に対処して後でイラっとするだけで終わりなんだけど、今回は交差点での割り込みで、明らかに左折を意識させる割り込みだったから悪質すぎた。
自分は一番左の直進・左折レーンを走っていて、相手はその一つ右側の車線を走っていて交差点のところで指示器も出さずに左に車線変更してきたから、左折するために急ブレーキをかけそうだと咄嗟に判断して急ブレーキをかけたら次の瞬間には、自分は地面に横になっててスクーターは地面をスライドしてました。
不幸中の幸いで、厚着していたので大した怪我はなかったけど、ズボンが2枚とも破れて貫通したみたいになった上に膝がちょっと擦りむいてました。
全然普通に歩けたし、交差点にスクーターがあったので取りに行こうと思いつつ周りを見たら、事故らせた車が直進先で車を停めてました。
それに気づいて、「良かった~、事故に気づいてるし逃げてないな」と思う安堵の気持ちの反面、「いや、結局左折してないんかい!」といういら立ちの感情で葛藤してました。
まあ、急ブレーキ失敗してるから曲がってたらぶつかって死んでるわけだが。。
左折か煽り以外の理由で左に進路変更してくる理由がわからん。当たりそうなのに気づいて直線に変えたのかもしれないけど、その先の道路で左折するような店とか道路もないし。
スクーターを押してるときに、その車から人が出てきてたので見たら納得。
なんと普通車という名の高級車からじいさんが出てきました。
とにかく誰が出てこようがやることは決まっていて、スクーターを端に停めて警察を呼んで待つこと15分ぐらいできて、そっから事情聴取などをしていきました。
自分が状況見分にメインで参加するのは初めてで、事故の状況を当事者ごとに警察に説明しあったり、ドライブレコーダーをみてデータを得たりしてました。
相手が事故状況を伝えるときに自分はちょっと離れていたので、はっきりわからないけど相手が有利な状況での事故だったと主張している感じがしました。
いやまあそれは当然なんだろうけど、何より許せないのはこのじいさん俺に一言も謝りやがらねえ!
こっちは転倒しただけで何もぶつかってないから大した怪我もなかったことをいいことに、こっちが勝手に転んだだけみたいな主張をしているそう。
10年間真面目に(ただしすり抜けはする)運転してきて無事故だったのにと思ってふざけんなとなったので、自分が状況説明するときもより有利になるように説明しておきました。
これでいいのか知らんけど。
警察も相手が完全に悪いとわかってくれたのか、一通りの説明が終わるとじいさんは居残りでこっちは先に帰してくれました。
スクーターも傷ついただけで壊れてなかったからそのまま乗って帰りました。